ユメタビが
世界遺産を造る!?

Copyright (c) 2010 YUMETABI ,All Right Reserved
by www.yumetabi-r.com/.

 The Sanctuary of Truth
〜アジアに隠れた未来の世界遺産〜
タイの首都、バンコクから車で2時間ほどの場所にあるビーチ、パタヤ。

ここパタヤはリゾート地として知られるプーケットとは違い、 
手軽にいける海として地元の人からも愛されるビーチだ。

パタヤの中心からさらに車に揺られること約30分。
パタヤ湾の北の方、ナクルア湾との間の小さな岬にある
それが
「The Sanctuary of Truth」だ。


タイのガイドブックでは☆がひとつもない評価の観光地。
実のところ、僕らも期待はしていなかった。
パタヤにきたものの、曇り空だし、海も思ったほどきれいじゃない。
やることに尽きた僕らの苦肉の案で、足を伸ばすことにしたのだった。



山間を車で進んでいると、突如城のような大きな建造物が目に入った。
異様なまでに巨大な建造物。


「すげぇ・・・」


これが僕らのサンクチュアリとの出会いだった。


出会いはいつも突然だ。

一瞬にして二人の目は奪われた。





それもそのはず、この建物は幅100メートル、高さも100メートルあり
その全てが木で出来ている。


ガイドブックには「アジアのサグラダファミリア」と称されているが
決してサグラダファミリアに引けをとる代物ではない。


近づいてみると、人は3度驚く。
1つは、その大きさからくる迫力。
2つに、彫刻の一つ一つの精巧さ。
3つに、こんなすごいものが知名度もなく埋もれているという現実。





建物は釘などの金属を一切使っておらず、
全て木組みでなされている。

柱や天井、さらには目に見えにくいところまで、
びっしりと木彫りの彫刻が埋まっている。


この建造物は、実はまだ未完成だ。
元は、車の販売で財をなした一人の富豪が1981年に建築を始め、
彼の死後、現在もなお建築が進んでいるのだ。

建物の中で、特に目を奪われるのは各種神像だ。

神像は仏教、ヒンドゥー教の神々がミックスされた独自の世界観がある。






僕らが訪れたときも、建築が進んでいて、
女性もハンマーとノミで木を削っていることに驚いた。
そのうちの気のいいオバちゃんに交渉し、
僕らも彫らしてもらうことに。


「おぉ!けっこう楽しい!」




はっきり言います。

感動。そして興奮。
全てがここにはあります。



勝手ながら、「ユメタビ世界遺産」に認定したいと思います。


いつの日にかユネスコ世界遺産に認定されますように。


そしたら、僕らも「世界遺産を彫った日本人」となるしね。


【旅の情報】
The Sanctuary of Truth
住所:Soi Nakulua 12, Bangramung, Chonburi
URL :www.sanctuaryoftruth.com 
 | はじめに | CONTACT  | サイトマップ |
                
 ユメタビHOME  more > The Sanctuary of Truth 
下の画像をクリックすると
拡大表示で写真が見れます。