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旅人達と村の子供達

 現場の風景
  
蟻の卵と鶏卵のオムレット
オ生で食べるとイクラのような食感
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2010年7月13〜17日
Siem Reap (Kingdom of Cambodia)


は誰かがどこかで困っていても、

「自分が助けてあげられるかもしれない。」

ということを知らないままで生きていけたんですが、

今は実際に自分が知り得る範囲で

「自分が役に立てるかもしれない。」

ということが見えてきてしまいました。

しかしながら、限りある自分の人生の時間だったり力だったりを、

どこに向けて進めばいいのだろう?自分の行く先が迷子になってしまう。

その部分だけを掘り下げて考えていくと

「自分の生まれてきた意味」

だったり、

「自分の価値」

まで突き進みます。

でも、考えるのがめんどくさいから毎回そこで思考が止まってます。




さてついに今日からカンボジアに来た目的である

「学校建設」

に参加。

毎日08:00から17:00までみっちり肉体労働。

最近たるみつつあった身体を引き締めれるチャンス。



主たる現在の作業内容はトラック約80台分の土を、校舎の土台に運搬すること。

当然ここには重機等は無く全てが人力。

お手製のスコップで土を掘り、お手製の担架で土を運ぶ。

毎日この作業の繰り返し。

ぶっちゃけ地道な作業。

しかもカンボジアの気候はかなり過酷で気温も高く、何より日差しが強いため

作業は難航を極め体力をすり減らす・・・。

熱射病や熱中症に注意しながら水分を取るものの、20分ともたないで水分補給

。1日に取る水分は軽く7リットルは超す。それでもおしっこは1日に2回程度

。どれだけ汗で流れているんだか・・・。

ちなみにお昼ご飯は?というと

午前の作業の合間に昼食の準備。

現地通訳のサムさんと一緒に、朝市で買ってきた食材を使いクマエご飯。

毎日献立を考えて作ってくれるサムさんには本当に感謝。

昼食を作るといっても、この村にはガスも水道も電気も無い。

そのため、ここでは毎日がアウトドアクッキング。

井戸から水を汲み運び、レンガで組んだカマドで火をおこし、火をおこすために

薪を探し、木を斧で割って火力を調整する。

生まれて初めて、おなかが減って自分達の食事のために本気で薪を割った。

日本ならキャンプ場に行けば、薪も炭、水も全てが揃ってる。考えてみたら

いったいどこがアウトドア料理なんだろうか??



では実際にどんな料理が出てきたかを少しだけ紹介。

空芯菜と豚肉の炒め物

蟻の卵の鶏卵オムレット

かぼちゃと豚肉炒め

空芯菜と納豆炒め

ナスと豚肉炒め    などなど。

国が変われば食材も違えば調味料も違い、かなり勉強させてもらいました。


昼休みを挟んで午後の作業。

ひたすら土を運び、こまめに休憩。(取らなきゃ本当に死ぬ)

夕方になると子供達がぞろぞろと集まり始め、作業も終えて一緒になって遊ぶ。

しかし、子供と言えどこちらは本気。

なぜなら、そこら辺の水溜りから集めた水をペットボトルに詰めてかけてくる!

その水は異様な匂いを放ち、同時に

「衛生的にこれはまずい!」

と思ったからだ。

ここからはもう、大人も子供もそんな枠組みは皆無。

ガチだ。

実際これが原因でいままでに3人ほど病に倒れたし、内1人は

「アメーバ赤痢」

で入院・・・。

南〜無!

かなりザックリな内容になってしまったけども、本当はここには書ききれないほ

どのエピソードがあり、そして良い思い出と良き友ができた。

残り1日。

最後まで自分にできることをやってから、カンボジアを出て行きたいと思う。




追伸

更新が大変遅れたのは、体力が毎日限界だったからで決してサボってるわけでは

ありません(笑)






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