ユメタビ　-DIARY- KOHEY

2010年7月19日
Siem Reap (Kingdom of Cambodia)

朝は朝と親しみ、昼は昼と遊び、夜は夜と笑う。

空も海も、山も川も、鳥やケモノたちも、そして人も。

そうやって１日と付き合っている。（セフティ・マッチの言葉から引用）

そんな世界がルサイ村にはあった。

シェムリアップに来て１０日目。

ついに最後の日を迎えてしまった。

本音を言えばまだまだここに残りたい。

そう思いつつも今日も作業に勤しんだ。

今日も日差しが強く、皆の体力が奪われていく。

午前の作業が終わる頃、子供達が学校を終えて現場に遊びに来た。

この子達と遊ぶのも最後だと思うと、込み上げてくるものがあり青空が目にしみ

た。

現地通訳のサムさんが、２人は今日が最後だと子供達に告げると、

「どこに行っちゃうの？」

「帰って来る？」

などと質問をしてくる。

こいつら・・・

めっちゃいい子じゃないかー！！

しかも最後の最後で名前を覚えてくれたらしく、しきりに名前を呼んでくれる。

もう感無量。

当然オレもしきりに、１つ１つの呼びかけに答えた。

すると１人の子が青空を指差す。

そこには日本では見たことの無い大きさの虹がかかっていて、また１つカンボジ

アが好きになった。

午後の作業も終わり、あと片付け。

今日は子供達も片付けを手伝ってくれて、あっという間に荷物の積み込み終了。

「あぁ、終わっちゃったなぁ・・・」

っと、思ってたら他の村人や子供達も集まってきてくれて、最後に記念撮影。

まさに、

ウルルン滞在記

顔負けの集合写真となりました。

村のみんなにさよならを告げ、未舗装の道をひた走る。

すると、カンボジア滞在中で１番綺麗な夕日に出会うことができた。

この国は自然も人も美しい。

そう思わざるを得ない。

夕日を眺めていたら、突如の雷雨。

雷がすぐそこの木に落ちる瞬間を目撃！！

街に着く頃には雨も上がり、夜空には満点の星空。

今日１日だけで、虹、夕日、雷、夜空といろんな光景に遭遇。

恐るべしカンボジア・・・。

そして、短い期間ではあったけど、一緒に参加できた仲間達。

本当にありがとう。

Special Thanks

シェムリアップのイミグレ　タケさん（リーダー）

航空券を３枚捨て、カンボジアに残ることを決めた旅人　カオリちゃん

流浪の大工職人　シンさん

ハノイでの再開を約束をした旅人　マドカさん

泥水鉄砲をくらい志半ばにして倒れた旅人　ハジメちゃん

人情を旅のテーマとしている旅人　ヨッシー

エンゲル係数に悩む大食い旅人　シンヤ

京都の織田信長　マサミさん

アチョに困り果てた旅人　マナミちゃん

本気でダイエットに悩んだ旅人　たかこさん

クマエの女の子を物色中の旅人　しょうた

大学教授から逃げ続けている美大生旅人　しんいちろう

カンボジア情報を小出しでしかくれない現地通訳　サムさん

日本人の彼女募集中の現地ガイド　アチョ

時々お手伝いに来てくれるサムさんの従姉妹　ラッチェニー

関西弁で盛り上げてくれる現地ガイド兼通訳　マリンちゃん

ビール代だけで連れ回されたトゥクトゥクドライバー　アンさん

一番最初に名前を覚えてくれた村の子　アチューイ

ほぼ皆勤賞で遊びに来た村の子　ジェイ（魔裟斗に激似）

運動神経抜群の村の子　シン

まだ僕らの旅は始まったばかりだけど、こんなに素敵な人達に巡り合えたことは

本当に奇跡だと思う。

きっとこれから先もたくさんの出会いがあるだろう。

そして、第３国での再会も期待している。

みんなまた会う日まで！

Good Luck！！

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