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2010年8月9日
九寨溝

車はボクにとって学び場の1つだった。

知識のみならず、人間を学ぶことができた。昔から大人びていると

言われたのはこのせいかもしれない。

立聞き=聞学のおかげ以外考えられない。

しかし最近の若いサラリーマンや学生は、一切お金のかからない学

ぶ機会をみすみす逃している。

家族との交流を拒み孤立した空間を欲するも、個室には社会は無く

隔絶された中 に身をおき、危険にさらされることから逃避する。電

車の中では多くの人達がイ ヤホンで好きな音楽を聴くことで外の世

界を断ち切り、他のサラリーマン達がどんな会話をしているか、学生

達の動態はどんなものかを、自然に知ることができる場であるのに。

よく聞く話ではあるが、電車は小説家や、エッセニストの物語 の創

作の場であり、1番刺激を受ける場とされている。

人と触れ合うことほど人間を育てる機会はないと思う。

逆に人と触れ合うことを嫌い、自ら孤独を選ぶ人ほど幼稚な大人に

なっていく。

当然旅人の中にも同様の人間がいる。日本人と群れることを極端に

嫌い、一匹狼 を気取っている人。

確かに日本を離れ海外を気ままに歩いていて、わざわざ日本人とつ

るむ理由はないかもしれない。しかし、海外だからこそ日本で絶対に

会うことのない人たちと出会う機会がある。

これが実におもしろい。

日本での自分の生活範囲や行動様態を考えれば絶対に合間見える

ことない人たちと出会い話を交わす。当然出身も、年齢も、職業もバ

ラバラである。今まで自分が知りえなかった世界がそこにはあり、今

までの知識が覆されることなんてザラ。

人の話を聞くということ。子供の頃よく言われることだが、実際に積

極的に行うのは難しいかもしれないが、こんなに簡単で安く上がる

授業はないだろう。





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