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中国茶

道端で一服
中国ならどこでもみれる光景
  
中国の自転車は電気バイクに変遷しました
(後ろから来ても分からない程静か)
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2010年8月19日
成都

リストも仏陀も人が生きていく上で他人のことを思いやりなさい

と教えている。そのためには忍耐と寛容、慈愛が必須であると説く。

むかし根室に住んでいたころにお茶を習っていたことがある。その

時に習ったものの中に、お茶は人間関係を構築するための大切な

要素が含まれているということだった。

「1杯目はよそ者」「2杯目はお客さん」「3杯目は家族」

当時は
「ふーん」程度にしか思っていなかった。

中国に来て言葉も通じず、歴史的にも難しい関係のこの国でお宅

に招かれる。

忍耐と寛容の渦中で1杯目のお茶を戴く。お茶を戴き会話をする中

で打ち解けあい、認められた人間として初めて2杯目のお茶を戴く。

まさに賓主互換、茶道の教えである。最初のお茶は価値観の共有

が出来るかどうか探りのお茶。そして時間を置いて3杯目のお茶を

振舞われたとき、家族同様に許容された実証のお茶であった。今ま

では、お茶が無くなる前に注ぎ足されていたが、3杯目以降は「そこ

にお湯あるから自分で足しなさいね。」とお母さん。お国柄や生活

習慣が異なれど、1杯、1碗のお茶の功徳は同じであり心の交流の

大切さを実感する。

お茶を通し人間関係を構築していく文化。中国にも素敵な文化はた

くさんありそうだ。




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 K-026  お茶の魅力  
  CHENGDU/CHINA