ちょっと PHOTO

硬臥
3段ベッド

黄酸素吸入器
使わずに済んだが・・・
  シゲさん
本名に「シゲ」は入ってません。
 
カオリさん
口癖
「食べたい時に食べたいものを
食べたいだけ食べる」(偏食)
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2010年8月23〜25日
成都⇒ラサ

海と西蔵を結ぶ電車。だから青蔵鉄道。

「世界の車窓から」

でも度々紹介される、いわゆる名鉄道の一つ。予定にはなかったも

のの乗車することになった。この鉄道は一番高い場所で、標高約50

86mを通過する。そのため各車両のいたるところに酸素吸入弁が

ある。なんとも頼もしい高山鉄道である。

長々と滞在した成都を惜しみつつ離れる。もうちょっと居てもよかっ

た気もするが、旅が前に進まないことには・・・。

これからの約1週間は、チベットからネパールに越えるために編成

された4人チームで行動。

RYO  遊び人(元サラリーマン)

KOHEY 遊び人(元公務員)

SHIGE 遊び人(元メカニック兼プログラマー)
趣味 ガンダム、バイク

KAORI 僧侶(元ナース)
趣味 刃物全般のコレクション(日本刀好き)

と、なかなか偏ったメンバー構成となりました・・・。


前回の昆明⇒成都の失敗を教訓に、今回は硬臥(硬い寝台ベッド )

を確保。

21時成都駅。

4人を乗せた鉄道はゆっくりと動き出す。

出発が夜という事もあり、すぐに消灯。

翌朝、7時起床。

窓の外を覗くとまだビルや街が並んでいる。そりゃそうだ。まだ約1

0時間。四川省を抜けただけに過ぎない。電車は思いのほかゆっく

りとした速度で、街から街へと走りぬける。

8時をまわると車内販売が始まる。お弁当、お菓子、果物、飲み物、

玩具などいろんなものが売られている。それにしても騒がしい。寝て

いる人がまだたくさんいるのにも関わらず大きな声で物販が通り過

ぎていく。活気があるというか、さすが中国と言うべきか・・・。

過ぎ行く風景も、まだ街中ということもあり特に変化なし・・・。悔し紛

れにお昼寝。気がつくと時計は19時を回っていた。しまった・・・寝

すぎた!風景が変わってる!周りはすでに高原地帯に入っていたよ

うだ。

しかしまだ空は明るい。中国の時刻帯は広大な国土をもちつつも北

京時間のみ。経度が約24度も違えば当然時差もできる。ウイグル

では非公式ながら時刻帯を変更しているらしい。21時ようやく辺り

が暗くなってきた。空が赤い。高地の地平線に落ちていく夕日を眺

め今日が終わる。

鉄道で大陸を西へ西へ。明日の風景が楽しみにしつつ今晩も消灯。

 25日朝。ちょっとだけゆっくり起床。8時。が、さすが中国まだ暗い。

今日も朝から元気よく売り子の姉ちゃんやおっさんが、大きな声で

車内を売り歩く。9時を過ぎる頃、ようやく日が昇る。東から太陽に追

いかけられながら、列車は西へ西へ。9時30分頃、ちんぷんかん

ぷんな中国語のアナウンスが車内に響く。中国人たちが何やら電

光掲示板の前に集まる。なんだ??

「5086米」

というテロップが流れる。

!!!

5086mを通過中か・・・。

なるほどね。メーター(米)ね。

それから徐々に標高も下がり、成都から約44時間。

町は草原に変わり、牛はヤク(毛の長ーい牛)に変わり、木が無くなり

、空が近くなった頃、ようやくラサに着いた。

ラサに着いて一番最初に感じたこと

空気が薄い。

荷物を背負って駅を出る。駅を出るとなぜか皆息が荒い。なにもしてな

い。ただ歩いているだけなのに。ガイドブックで標高を確かめるとここ

は標高約3650m。富士山よか若干低い。すでに戦いは始まっていた

・・・。


もう無理アル・・・・。





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