ユメタビ　-DIARY- KOHEY

2010年8月31日
樟木（ダム）⇒Kodari（Nepal）⇒Kathmandu

いくつもの国境があって、いくつもの言語があって、数え切れない

ほどのルールがある。ボーダーを越えるときって、多くの戸惑いと刺

激が同時に襲ってくる。日本には無い感覚。だってそうでしょ？海を

越えない限りどこまでいっても日本だから。

　無事チベットを越えて国境の町「ダム」に着いた。チベットではかな

り高山病に悩まされたが、ダムの街は標高たったの約２４００ｍ。

ちょろい。

普通に呼吸でき、身体を動かしても何の苦も無い標高と酸素濃度

に感謝。あたりまえに生活できる環境に感動を覚える。昨日まで虫

の息だった、カオリさんも息を吹き返しはしゃぎ過ぎてウルサイぐら

いだ。

午前１０時中国側のボーダーを越える。中国とネパールの国境は橋

になっていて渡りきったらそこはネパールだ。何事も無くネパールに

入りイミグレでビザを発給してもらい、ローカルバスでカトマンズへ向

かう。が、周りの様子が若干おかしい・・・。

どうやらカトマンズに向かう道路が崖崩れで流れてしまったらしい。

なんとかしてカトマンズに行けないものかと聞き込みをすると、崖崩れ

を起こした場所までタクシーで行き、崩れた場所を徒歩で越え、その

先からバスが出ているとのこと。

仕方ない・・・。

それで行くしかないらしい。

タクシーで崩落現場着。

「あーぁ・・・・」

もうね。復旧の目処なんて無いぐらい崩落してやんの。それどころ

か今にもまた崩れそうな感じ。でもコレを越えない限りカトマンズに

は着かないから行くしかない。歩くこと１５分。全員無事崩落現場を

乗り越えバスに乗車。しかしまた崖崩れ・・・・。どうなってんだ？？

こんなことを繰り返しダムをでて約１４時間。無事カトマンズ到着・・・。

久々にシンドイ移動の１日でした。

おやすみなさい・・・・ｚｚｚ

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K-032		崩落
		KATHMANDU／NEPAL