ユメタビ　-DIARY- KOHEY

2010年9月8日
Pokhara

自分の原動力は「おもしろそうだから」。当然ながら、困難や不安

もあるけどそれを含めて楽しく思えるから動けちゃう。

「昨日の疲れを温泉で癒しませんか？」

とケン君からのお誘いに飛び乗る。当然Guyも一緒だ。

「で、どうやっていくの？？」

どうやらバイクで行けるらしく、早速バイクを借りに行く。１日５００Rs。

ロードマップも無く、ところどころで道を聞きひたすらバイクで走る。ガ

イドブックによれば、街から２０～３０分で着くらしい。

しかし、行けども行けども温泉はないが、人に尋ねるとあと５分とか

、あと１０分とか言う。で、また走る。また聞いてみると、

「あと１０分。」

「１０分なんて１０分前に過ぎたわ！」

と思いつつバイクは峠を越え、見知らぬ街に着く。そしてまた聞くと、

「この先２０分だ。」とか言われる。

大人だからいい加減なこと言ってるのではないかと、子供にも聞い

てみる。すると・・・。

「１０分ぐらい戻ったとこだよ。」と教えてくれた。

ほーらね。そんなもんだよ。と思いつつ戻ろうとするも、

「いや、相手は子供だから、先の街の大人に聞こう」

でもさ、本にはポカラから３０分ぐらいってかいてあるし・・・

そろそろ引き返さないとガスも危ないし。

次の村へ。

ポカラからすでに３時間は走り続けている。もう戻らないと日が暮れ

る上に、本当にガスが足りなくなる。次に止まったのは、とあるバス

停。たまたま日本語を話せる人がいて事情を説明すると、同じ名前

の温泉が複数あり、みんな最寄の温泉を教えてくれていたらしい。

しかし川の増水により埋まってしまって、見つけれなかった模様。さ

らに外国人が行くにはパーミット（入境許可証）が必要らしい。

さぁ帰るぞ！と、雲行きが怪しい。いきなりスコールのように雨が降

り始める。

そして事件は起きた。

僕のバイクから異音がする・・・。

その直後！

あれ？スロットル開けても前に進まない！！

なんだと思い、バイクを降りて確認するとチェーンが弛んでる・・・。

バイクでチェーンが弛むこと自体ありえない。と思い、バイクを後ろに

引っ張ると案の定・・・チェーンが切れてるし。あーぁ。

まず返納時間に間にあわないと、Guyがレンタル会社に電話を入れ

てくれた。これで、時間の問題はOK。しかし帰れなくちゃ仕方ない。

とりあえずチェーンを外して、エンジン切ったまま峠を降りて下の村

で修理工を探すことに。

峠を降りた先の村で修理工を発見し、修理してもらう。ここでもGuy

大活躍。一緒にいてくれてよかった！！ほぼ全ての交渉をやってく

れて大助かり。Guyほんまえぇ奴やなぁ・・・。

修理も２０分足らずで終わり、急いでポカラに向かう。

が、峠に入るとすぐに雨。そして、まもなく峠の頂上というところから

濃霧、濃霧が明けたらまた雨、下山したときにはすでに夜。辺りは暗

く、バイクのライトは点燈しない。踏んだり蹴ったり・・・。

宿に帰ると夜空は晴れ渡り、天の川が見れるほどキレイな星空。

まぁプラマイゼロってことで本日はお終い！

ではっ！！

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