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2010年11月9〜11日
ASWAN

国で中国茶が好きになり

ネパールからインドにかけてチャーイ(凄い甘いミルクティーみたいの)が癖になり

エジプトでシャーイ(凄く甘い紅茶)にはまりそう。

世界ではいろんな茶葉がその国の伝統的な方法で抽出され、庶民の飲み物として

親しまれている。なぜ暑い国で熱い飲み物を飲むのかはわからないけど、不思議な

ことに「ホッ」とする。

早朝3時にアスワンを出発してアブシンベル宮殿へ。フムフムと2時間ほど観光し昼

過ぎにアスワン到着。

飛行機が翌日の深夜と言うこともあり、残りの時間をどう潰すか作戦会議。

無駄にホテルでゴロゴロしてるぐらいなら・・・と、フルーカ(エジプト伝統の帆船)で1

泊2日の旅をすることになった。

15時、ナイル川ほとりで乗船。船の作りは非常に質素なもので、2甲板まで。1甲

板にはマットレスがひいてありゴロゴロできるようになっている。2甲板はただの器

材置き場で食料もそこに入っていた。外船機はなく本当に風任せでしか進めないち

ょっと困った船。でもなぜか味がある。クルーは船長と弟子1人。主に船長が操船し

弟子は給仕係りだ。

船はナイル川をゆっくりと風を捕まえながら下ってゆく。この時期は下流から風が吹

き込むらしく、器用に帆を打たせながらジグザグに下ってゆく。弟子は18リッタータ

ンクの少ない飲料水からシャーイをよく淹れてくれ、ナイル川を帆船で下りながら飲

むシャーイはまた格別で少しだけ優雅な気持ちになれた。夕飯も彼が作ってくれた

エジプト料理でこれもまた美味しく大満足。

しかし夜になると船には航海灯も停泊灯もないので、夜は岸に直付け。明かりも無

いのであっさりと夜が過ぎていく。

翌朝フルーカで上流に上っていく。帰りはただの追い風なのでひたすら直進して上

流へ。またも弟子の彼がシャーイを淹れてくれた。

これがまた美味しい!

けど、昨日水を使い切っていたのをボクは確認していた。

あれ?

このシャーイの水はどこから??

!!

ナイル川がそこにあるじゃないか・・・・。

ナイルティー・・・。

地球の歩き方にはこう書いてある。

「ナイル川にはキレイに見えますが、非常に多くの病原菌、細菌等が含まれていま

すので、直に触れるようなことは避けてください。まして水泳等は危険ですので絶対

に行わないように・・・・以下省略」

飲んじゃった。

でも、インドでもお腹壊さなかったし。

大丈夫だよね!

きっと。

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風が無かったのでお手伝い!

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