ハラ砂漠にあるメルズーガ村。

宿を出て5分も歩けばそこはサハラ砂漠という完全な極地。

でもなぜかこういう場所にくるとワクワクが止まらない。

街を旅するよりも自然を旅するほうが性に合ってる気がした。

冒険なんてすごいものじゃなくていい。自然に分け入るぐらいが自分

には丁度いい。


この時期のサハラ砂漠は、時期だけに気温も高くなく、ヨーロッパから

来たせいか日中は少し暑いぐらい。しかし日が落ちると一気に気温が

下がる。

砂漠って聞いただけでも暑いイメージがあったのに、夜は砂漠なんて

響きを感じさせないぐらい冷える。


それにしても砂漠では初めてだらけ。

初めて乗ったラクダ。乗り方が悪かったのか、タマを擦りむき軽傷。

初めて食べるタジー(ベルベル人の郷土料理)。うまい!!

初めて過ごす砂漠での夜。曇天・・・・。


ちくしょーーーーーーーー!!!!!!!


満天の星空の予定が・・・・


この日のためにわざわざ重たい三脚背負って

日本から来たんぞーーーー!!!



でも、ツアーから宿に戻ってきて、宿で出して頂いたベルベル

オムレット(タジン鍋を使ったオムレツ)は格別の美味しさ!!


軽い昼食をとったあと、近くにあるファミリア村へ。

ここは昔ニジェールから奴隷として連れて来られた人々の子孫が伝承

された音楽を奏でていた。

この音楽は

「グワナ」

と呼ばれ、もともとは悪魔祓いであったらしい。

腹に響き渡り、大地の叫びのような音楽。

どこか神秘的で儚くもある音と声。

約30分程の演奏であったが、完全に圧倒されている自分がいた。

自分にとって、初めて旅で出会った音楽。


今後、アフリカ大陸に興味が傾倒しそうで怖い・・・。




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砂漠の相棒
命名「まつげ」

宿の猫ちゃん
  
宿のオーナー「のりこさん」
が作ってくれた
から揚げ!!
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