ユメタビ　-DIARY- RYOT

旅。
世界一周。
世界遺産。
未知の世界。
自由と責任。
発見。
感動。

どれもいい響きだ。
ただ、どれにも執着はないのだがね。

2010年6月30日。
かねてから夢だった長期旅に出る。

旅とは言っても、苦行ではない。
ビンボーには変わりないのだが、
いわゆる「観光」だ。
旅の理由？
答えは簡単だ。

「だって、行ってみたいから。」

旅に出たいと初めて思ったのは
まだピュアさの残る大学生のころ。
2005年のことだった。

勤勉だったボクは、ある日一冊の本と出会った。

サンクチュアリ出版「WORLD JOURNEY」だ。
自由人、高橋歩氏の本。

本のtopには「世界一周しちゃえば？」と軽々しい文字が書かれている。

「世界一周ねぇ～。・・・えっ！？世界一周？？行けんの？」

いままで世界一周なんて大金持ちぐらいしか出来ないと思ってた。

だけど本には世界一周をした実体験談、費用までのってるじゃないか。

「これだっ！！！」

夢が現実になる。はじめの一歩だった。

高橋氏の本が好きかと問われれば、
ココでは答えにくい。

だが、若かりし男の心を動かすには十分すぎた。

「しちゃうか。世界一周。」

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