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チータータクシー
 驚異の160km/h
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北は中国のチベット、南はインドからネパールに入った旅人は
口をそろえてみんなこう言う。
「天国じゃーーーー」


チベットまで行って、エベレストベースキャンプまで行って、
高山病にやられてヘエヘエしながら抜けたのに
見えたエベレストは頂上から少し下、首のあたりの
一部分だけ(10分)

「えーーーーーモチベーションあがらねーーー」

ボクらは完全に戦意喪失をし
グチグチしながらネパールに入った。

中国との国境の町コダリから、
途中土砂崩れで乗り継いだバスは、車内にも屋上にも人がいて
ドライバーの趣味だろう音楽がガンガンに鳴っていた。
「あぁネパールに来たんだなぁ」



ネパールはまさに天国だった。
首都カトマンズを歩くと、
そこかしこに日本食レストランが並んでるじゃないか。
しかもネーミングがヤバイ。
「ふるさと」「おふくろの味」なんて書かれちゃってるんだから、
気づいたら暖簾をくぐっちゃってるってオチ。
うどんも納豆も豆腐も自家製で、美味しんぼまで完備。
「おっちゃん、ご飯大盛りで!」と頼むと
「エベレスト盛りにしましょか?」とネパーリジョークで返してくれる。
やば。。沈没してまう。。。


ネパーリにも日本語が少しだけ浸透していて
「オーートモダチー」と声をかけられるが、生まれてこの方27年、
こんな濃い顔のトモダチは記憶に無い。
すれ違う一瞬の間に「ハッパ?ハシシ?チョコ?」と
ダークサイドな単語を連発してくる。



宿に戻ってみると真っ暗で、フロントに笑顔でロウソクを渡された。
停電強制キャンドルナイトだ。エコな街だな。。。
停電は当たり前で、ひどいときは日に20時間停電するときもあるんだと。
「先生!停電で宿題できませんでしたー」は通じるのかな。


カトマンズのタメルからタクシーでパタンという街に行った。
祭りがあると聞き、行ってみることにしたんだ。
この帰りのタクシーがまたイイ味でてた。
タクシーの車体にチーターが描かれていたもんだから冗談まじりで
「おぉ!このタクシーは速いのか?」なんてドライバーに聞けば
「そりゃ早いよービュンビュンだよー」って最高の答えが返ってきた。
しばらく何事も無くぼーっと乗ってて気づいた。
「ほんとだ。速ぇ。しかもめちゃ速ぇ。」
隣で原付が併走してるのにスピードメーターは150km/h出ていた。


カトマンズはやさぐれた旅人の憩いの場かもしれない。
ネパールで十分に蓄えたパワーを
インドに行ってフルに使い切るだろう。

次の目的地は

インド。



いや、まずはもっとモチベーションをあげないと
乗り切れん。


ネパール。

世界の屋根というヒマラヤを見に行こう。


エベレストリベンジとかけて
ヒマラヤ8000メートル級の山を見てやろうじゃないか。


目的地は決まった。


次はネパール西の地、ポカラだ。










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