ちょっと PHOT
ラフティングメンバー
 激流の泥川
 このボートでガンガーへ。。。
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夜。

雨が降っている。

それもゴウゴウの雷雨だ。

インターネット喫茶へ行ったコー平は

ドブネズミのようにズブ濡れになって帰ってきた。



朝。

目が覚めても雨は勢いよく降り続いていた。

バケツをひっくり返したような雨とは

このことを言うんだろうか。



さて、かくして絶好のラフティング日和になったわけだ。




カトマンズからバスで走ること3時間。

ポカラまでの道のり。

ラフティングで川を44キロの川を2時間下って、

終着点からバスでポカラまで行く。




我らがメンバーは、ボク、コー平、カズさん、ケンくん、そしてイギリス人のガイの5人だ。


「5人あつめればラフティングが出来る」と聞いていたから必死で集めたのに、

実際のラフティングは9人だった。

話が違うじゃねーか。





ラフティングとは早い話が

ゴムボートに乗り込み、激流川くだりをしようというものだが、


川を見ると

「激流すぎやしねーか・・・?」



みんなの予想通り川は増水し、土の混じった茶色の川が

ザパザパと波をたてて勢いよく流れてるではないか。


「速い・・・」



救命胴衣をこれでもかとキツクしめ、

インストラクターの注意事項を真顔で聞く。


ボクらの下るこの川は、

聞けばインドのガンガー(聖なるガンジス川)につながっているとか。


ガンガーまで流されるなんて御免こうむる。





こうしてラフティング改め、魔の激流川くだりがスタートした。


9人+インストラクターがのるんだが

このインストラクターがなかなかのものであった。

「漕げーーー」と掛け声をし、みんなが漕げば、必ずザッパーンとなって

転覆ギリギリとなる。

気づけば川が荒れているポイントに向かって

掛け声でわざと突っ込ませているようだ。


サービス精神なのか、ただのサディストなのか。

インストラクターを見ると笑顔で「どうだ?」と言わんばかりに見ている。


ただのサディストだった。



「ワン、ツー、ワン、ツー」と合わせて漕いでいくのだが

いかんせんボクの前の男(タイガーウッズに似ている)のセンスがない。

タイガーが一人みんなと逆に漕ぐもんだから、

前の人、ボクのオールにガツガツあたっている。


行きのバスで一度吐いているタイガーは、

ボートの上でもヤバイ顔をしている。






ラフティングは誰もガンガーまで流される人も出ず、終わった。


激流のポイントは「ひゃーーー」と歓声があったが、

穏やかなポイントもあり、飽きが来たガイは

「タバコ吸ってもいいか?」というぐあい。


豪雨が無かったらガイは終始タバコを吸っていたかもな。


「んーーー Its cool」
(ガイの口癖)



ラフティングが終わった後にドSなガイドに
「シャワーがあるぞ」
と見た先は


ただの滝だった。



「んーーー Its cool」





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