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ちょっと PHOT
鼻のないスフィンクスとピラミッド
 アラビックの壁アート
アラビックってなんかかわいい
 ピラミッドに登るボク。
頂上まで登ると怒られる。
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エジプトでアスワンから首都カイロまで飛行機で移動した。

旅人から「ヤバイよ」と聞いていたエジプト航空は
着陸の衝撃も感じないほどの完璧なフライトでカイロについた。




カイロはニューカイロと呼ばれる新市街と
オールドカイロと呼ばれる旧市街とに分かれている。

ボクらの宿のあるニューカイロは
完全な都市で、道には車が溢れていた。


ちょいと店に入って、飲み物を買おうとすると
返ってくる言葉はエジプシャンお得意の

「OKフレンド!ワンミニッツ!」



これは、“ちょっと待って”という感覚で使っているらしいが、

もちろん1分待つだけということは過去一度も無い。


料理を注文してもワンミニッツ。

お金を支払おうとしても、お釣りがなくて、ワンミニッツ。

お店の名刺を渡してくれるのもワンミニッツ。


この国は1分が異常に長いらしい。






カイロについて、すぐに考古学博物館に行った。

ここにはエジプトの遺産がゴロゴロとならべてある。

まさにゴロゴロと置かれているのだ。


その数があまりにも多く、大きな敷地なのに置ききれない。
まるで物置のような感覚で
石碑や彫刻が置かれているので
どこまで重要なのかがわからなくなってしまう。


中でも多かったのが、古代エジプトから発掘された棺だ。

一生分の棺を見たんじゃないかというほど、
右を見ても左を見ても棺。


もういいよ!というタイミングでツタンカーメンの黄金マスクがでてきたから助かった。


テレビや教科書でしか見たことの無かった
古代エジプトの若きファラオ、ツタンカーメンの黄金マスク。

同じ年代に発掘された金の装飾品と比べても
格が違った。

修復されていたからなのか、わからないが、

金ピカ度が違う。

マスクの曲線に一点の曇りも無く、綺麗な曲線を描いている。


マジでこのマスクがなかったら、
考古学博物館じゃなくて棺博物館だったな・・・。







翌日、エジプト名所、ギザの三大ピラミッドへ。

バスでカイロからギザへ30分ほど走っていると


突然、山が見えた。


いや、山と思ったらピラミッドだ。


ボクの勝手なイメージでは

ピラミッドは大きな砂漠のど真ん中にポツンとあると思ってた。





(こんな街から近くにあるとは・・・)





11月とは言えども夏のような日差しの中、ピラミッドを歩いて見て回ることにした。

エジプトのルクソールで作った「本物の」国際学生証を使えば

入場料は半額だ。イェイ♪






砂漠をウロウロしているとラクダに乗った少年がいた。
年は10歳くらいだろうか。

「ラクダに乗るか?」と声をかけてきても
適当にあしらい、

「俺の写真を撮ってくれ」と言ってきても
適当にあしらう。(あとでお金をくれと言われるから)


すると


ラクダから馬にチェンジして再挑戦してきた。


少年。。。たくましいな。。。








ボクは外国に入ると、現地の言葉を少しだけ覚えるようにしている。

挨拶と、感謝の言葉と、数字だ。

右から書くアラビア語も数字は読めるようになった。


ボクが「アッサラームアライコム!」とエジプシャンに元気よく挨拶すると

エジプシャンは、負けじと元気に「アライコムアッサラーム!」と返してくれる。


距離がグッと近づいた気がして、なんだか嬉しくもあり、少し照れくさい。


だけど、気持ちがいいんだ。


ツーリストは外国に“お邪魔させてもらっている”。

だから礼儀としてね。




日本に帰っても挨拶はちゃんとしないとな。



それでもエジプシャンみたいに、道行く外人(ボクら)を引きとめて

「俺と一緒に写真に写ってくれ!!」なんて

根性のあることは、日本ではなかなかできそうもないけどね。。。




次はどこに行こうか。


そろそろ海が見たいなーー






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