ちょっと PHOT
ゴミが散乱する道
 ブラックマーケット
 クリントン元大統領にも焼いた
伝説のピッツァ屋

 ピッツァ マリナーラ
 釜で焼いてくれる
わずか数秒
 
 ピッツァの虜
イメージ図
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ナポリに行く前に、アルベロベッロという街に寄った。
トゥルッリという白い家の街並みが見たかったからだ。


そこで土産物屋を営む日本人の若女将と話をすると
「イタリア人なんて平気で嘘つくんだから!
テレビ買ったら箱の中身入ってないんだからね!!」というが、
20年前にイタリアに嫁いだあなたの旦那もイタリア人ですよね?
とは聞けなかった。




ナポリは海の近い街で、イタリアの「足の甲」らへんの場所にある。
スパゲッティーナポリタンはナポリにはない。

宿に着くと、宿のオーナーに
「お金は分けて持て。カメラは隠せ」とレクチャーされる。

スリ、強盗、恐喝。

先進国のイタリアだが、これらが多いことも事実。
特にナポリはやばそうな匂いがする。



ナポリに到着して街の暗さに気づく。
街頭も少なく、店がシャッター閉まって開いてない。
そんなに夜か?と時計を見ると夕方5時だった。


道にはビニール袋が捨てられ、
ゴミが散乱している。



ここはアジアか?





一晩たって、部屋の窓から外を見てみると
宿の前の道に露店がたくさん並んでいる。

宿から出て露店を見てみると
まずその店員に気がつく。



黒い。黒人さんだ。




お店に並べているのは




ルイ・ヴィトンだ・・・。しかもレジャーシートに積まれてる。



昨夜路上で見たビニールのゴミの山は
ヴィトン、グッチ、アルマーニ、ドルガバの
バッグやらベルトやらの抜け殻のようだ。
もちろん「オリジナル」だ。




えーーっと。ここはアジアか?








ナポリに来た理由は、ずばり食だった。

特にどこか観光したかったわけではない。


ナポリでうまいもん食いたい。それだけ。



宿の世話焼きオーナーにうまいピッツァ屋を聞いて、アタックしてみる。


店に入ってメニューを見ると
マルゲリータ(トマト&モッツァレラチーズ)とマリナーラ(トマト)の2種類しかない。
頼んでみる。
と、
ソッコーで出てきた。牛丼なみに早い



60センチ程の大きさで、日本のアメリカンピザよりもかなり大きい。



ナイフとフォークで切ってみると、生地は中心になるほど薄く、
周りの耳の部分はモチモチしている。
ちょうど餅と焼きたてのパンの間のような生地に
こんがりと焦げ目がついて、なんともうまそうじゃないか。


一口食べてみると


「・・・ボーーーノォーーー!!」


とイタリア語を実際に口走ったかどうかは別として、
とにかくうまい!
フレッシュなトマトソースがモロにトマト味。
チーズがトロ〜ンと伸びる伸びる。

大きなピザ・・いや、ピッツァをペロリとたいらげてしまった。
隣を見てみると女性でも一人で1枚食べているようだ。
そんなピッツァが4ユーロで食べられる。


それからが大変だった。
ピッツァ屋を巡り、昼も夜もピッツァ。それでも飽きない。
とにかくピッツァがうますぎてうますぎて、
飽きる気配はないどころか、
色んなピッツァを食べたい欲求。


こんなにもうまいピッツァがあったなんて。
こりゃナポリに行かなきゃね!みんな!

ああーナポリ離れたくないーー
いい街だーーー


危なそうだけど。




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 R-032  ナポリピッツァ  
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