ちょっと PHOT
ウィーンの有名な建築家
フンデルトヴァッサーの建物
 カフェ・ザッハーのメイド
 有名なカフェ・ザッハーの
ザッハトルテ
 音楽の街ウィーン。
お土産もヴァイオリン。かわいいしょ
 オーストレリアには
レッドブルの本社あるらしい。
翼がほしい。
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1ヶ月弱生活したイタリアをついに離れることにした。


イタリアにいると、おいしくないものを食べるたびに
「またナポリにいってピッツァ食べちゃおうかなー」と
片道7時間という移動もおかまなしな話をしてしまうから
そろそろ出ねば。やばいっしょ、金。



イタリアでのピッツァ食べ納めと言わんばかりに
ちゃんとしたレストランでイタリアンピッツァとワインを腹に貯め込み、
バスでオーストリアのウィーンに向かった。

ウィーンに着いたときにはすでに夜で、
店もほとんど閉まっていたから、かろうじて開いていた店で
晩飯を食べた。





ピッツァだった。我ながら未練がましい。






ウィーンの街はミラノよりもさらに肌に突き抜ける寒さがあったし
街並みに近年建てられたようなビルが増えて、さらに寒さを増したようだった。


せっかく来たからと、お高いカフェをハシゴして名物のザッハトルテを食べてみたけど
いまいちパッとしない。寒さは更に増した。


街を歩いていると大げさな赤いマントを着けた貴公子おじさんが客引きをしていた。
コンサートと書いてあって、なかなか大きくてよさそうだ。
「今日はホリデーでどこも閉まってるし、なぁいいだろう安くするよ」
インドのような誘い方をしてきた。
完全にアウトの匂い。


こちとらアジアを抜けてきてるんじゃい。そんな手にのるわけないっしょって思ったら
本当に祝日だった。どこも店閉まってるわ確かに。




シェーンブルン宮殿とかいうすごそうなところで、コンサートを見た。
モーツァルトの曲を前半に、後半はワルツ王ヨハンシュトラウスときたもんだ。

生演奏だけじゃなく、ソプラノの女の人も声震わせて歌ってくれるし、
おしり垂れ始めたおじさんもバレエしてくれるしで、かなり楽しめた。


ただ、チケット買ったときのパンフレットには
30人くらいの楽団人が写ってたのに、実際は6人+踊りと歌。
祝日だから?




それでも音楽の都ウィーンで生演奏聞けるんだから目をつぶろう。


ワルツを聞きながら目を閉じると
お花畑にいるみたいだ。


隣に座ったオーストリア人も、一瞬で夢の中へと落ちていき
他の客の拍手の音で目覚め、起きた瞬間に拍手した。

自分の目覚めに拍手?ボクは君に拍手した。




宿に戻ると同じ共同部屋のカナダ人の女の子が
嬉しそうに酔っ払ってたから聞いてみると3ユーロでオペラ見てきたという。
「やった♪やった♪」って日本語で嬉しがるもんだから、
なんでそんな日本語知ってるの?って聞くと
「葉っぱだけで日本人は歌ってるでしょう」って。

それ
葉っぱ隊じゃん。ごく一部だからね。みんな踊りはしないって。




寒さから逃げるようにバスでチェコに向かうことにした。

最近予定がコロコロ変わるなーって思いつつ、
それも旅だ。と楽しんでるところもある。

「旅の予定を決めるのが一番好き」という旅人もいて
その気持ちも少しわかる。遠足に行く前日的な。

それを言うなら帰国までが旅。
いや、帰るべき場所へ帰るまでが旅、か。



おやつは500円まで。

今のボクならナポリピッツァをリュックにいれたいと思う。





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