ちょっと PHOT
宿リアド。中庭
 中庭2.モロッコタイルかわゆす
 迷宮と呼ばれる都市
路地が入り組み迷子になる

 肉の串焼き。
焼いてくれる。香草がいい香り
 モロッコパンにはさんで
サンドイッチ風。めちゃうます
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ドイツのフランクフルトから一気に飛行機で
アフリカ大陸のモロッコ(フェズ)にぶっ飛んだ。


こんなルートを使ったのは
格安航空券の最大手ライアンエアー様が就航していたから。
どんぐらい安いかってゆーと、
飛行機代が29ユーロ、重いバッグ輸送代を込めても
70ユーロぐらい。



一万円かからずにヨーロッパからアフリカ大陸まで飛べちゃうんだから
こりゃイイね!



今回は初めてのコラボ旅で
世界一周なう』で文字通り世界一周中の桜子
同じ飛行機で一緒にモロッコに行くことになった。





暖かいアフリカ大陸のモロッコを目指して、3人とも心ウキウキ。
フランクフルトにある「ハーン空港」に無事到着したわけで。


出発まで2時間以上前に空港について余裕ーーー

「チェックインさっさと済ませてゆっくり休もうぜーー」

なんて言葉まででちゃったりしてー

チェックインカウンター探してたら見つからなかったりしてーー




って





ほんとにチェックインカウンターが





ない。(汗)







「あれ・・・・(汗)。なんで・・・・?」




と桜子がインフォメーションに聞きに行っている間に
ガイドブックを確認。


なになに?
「フランクフルトの中央駅から電車で約10分。マルタ国際空港は世界の窓口として・・・」





とその時


桜子「空港ちがーーーーーうしーーーー」



ボク&コーヘー
「ここ、ハーン空港じゃないらしいねーーーーー」






そんなこんなで
出発する空港を間違い、

ドイツの高速道路を150キロで1時間タクシーぶっ飛ばして

ギリギリのゴリゴリで到着したモロッコ。

無理言ったタクシーの運ちゃんは当然のようにチップをもらっていった。







夕方についたモロッコのフェズ、サイス空港は
まさかの寒さで、アフリカにウキウキした心は
ぐったりした体力とともに完全にしぼんだ。







モロッコ最初の土地は迷宮都市と呼ばれるフェズ

適当に予約した宿はリアド・サラという名の宿だった。

モロッコの旧市街の茶色い細い路地を歩き
がっしりとした門をくぐって宿に入る。


「なんじゃこりゃーー」ってジーパン刑事ぽく叫びたくなる建物は
壁にはモロッコ特有のタイルが散りばめられていて、
超オッシャー。(旅人語でお洒落の意)
もはや宿とは思えない。


部屋の中に入って、「玉手箱やーー」って
言ったか言わないかは別として、
ベッドが天蓋付き。VIP!!!






この「リアド」というのはモロッコの伝統的な中庭付き邸宅を
一般の宿泊用に改築した建物のことで、

これがヤバイ!つぼ!!


モロッコ。来るまでは大変だったけど、

イイとこかもーーー!!








やばいと言えば
フェズの迷宮都市っぷりもやばかった。


メディーナと呼ばれる旧市街には、もともと地図なんてものはなく、
「迷いなさい。さすれば道は開かれる」ということらしい。

建物は同じ色をしているうえに
細かい路地が町中を張り巡らしている。


地図を一切持たずに
気の向くままの道を行くと、
そこに迷宮都市フェズの楽しさがあった。

道をあっちこっち進んでいくと
食堂街にぶちあたったり
突然行き止まりになったり。

メニューもないようなものすごい狭いローカル食堂で
モロッコパンをかじりながら
アレコレと指をさして注文した料理を食べる。

シシャモの味のする小魚の揚げた物や
肉の串焼きなんかがウマーーな感じで
モロッコ、何か好きかも。きゅん。



なんか、中東とアジアを足したような感じ。


ヨーロッパでぬくもりを感じられず、
そのまま突入したモロッコ。


エジプト、インドと同じく世界のウザイ国ベスト3に入るモロッコ。


全然ウザイ感じはなく、むしろめっちゃイイトコじゃんーー



道を歩いているだけで、
「ジャポン?ようこそモロッコーー」
日本語で挨拶してくれる。


地図なんかなくたって、行きたいところの写真を見せると
あっちだこっちだって一緒について来てくれる。

特産品の皮の染め現場とかめっちゃローカルな場所にも案内してくれ
おまけに無料のモロッコティー(ミント入り紅茶)を
出してくれたり。


食堂のおっちゃんも「ジャポン」と聞くと
ブルースリーのモノマネやってくれちゃう。
リーは日本人じゃないよと教えてあげたいけど
その気持ちが嬉しくて、ついつい「リーvsリー」になっちゃうよね。





決めた。完全に決めた。




モロッコはイイ国!だれがなんと言おうとイイ!(断言)



人々はお金を騙そうとする人も、確かにいる。

だけど、みんな本気じゃないんだ。

かけひきを楽しんでるだけ。


笑顔で始まり笑顔でバイバイ。



モロッコで食べたマンダリンは
どこか日本のみかんと形も味も似ていて
甘酸っぱくて爽やかな味がした。



モロッコは人もマンダリンも
爽やかだったよん。





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